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◆◆レッツかぎ針◆◆ |
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#2「おたま」 (1999/7/10) |
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「すいません。『高森共子のあみぐるみ』の本ありますか?」 ・・・と、声高らかに本屋のレジにて問い合わせたところ、ありました! 買いました!! |
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えー正式には『高森共子の動物あみぐるみ』(¥780/日本ヴォーグ社)です。 この本、前半はいろいろなあみぐるみたちの写真がこれでもかこれでもかと続き、 後半はかぎ針の基礎と各あみぐるみのつくりかたが書いてあります。 さすがに中味をスキャンしちゃうわけにはいかないので、詳しく知りたい人は買うべし。 たぶん今まで全く経験がない人でも読みながらやればすぐできます。30男でも。 |
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見てて気になったのが、どのあみぐるみも目玉が「ハマナカあみぐるみEYE」という
市販の素材が使われていたことだ。
まあ、この本自体がハマナカ社とのタイアップでつくられているせいなんだろうけど。
当然私はそんなものはもっているはずがない。
こうした市販の素材を使うと、たしかに手軽にそれなりの出来が保証される反面
手づくりならではの「いいかんじのラフさ」がそこなわれてしまうものである。 ましてや顔である。「人形は顔が命」(by森光子)なのである。 「どうころんでもおれのかお」(by相田みつを)なのである。 ここはやはり顔も全て手づくりで行きたいところだ。 他にもペロリと出した舌をフェルトでつくったり 口のラインを刺繍糸でステッチしたりしているようだがこれも同様に却下。 くりかえすがそんなものはウチにない。あるはずがない。 毛糸とかぎ針。たったそれだけのガチンコ勝負。 それが男の手芸道というものだ。 まぁ、ふつうは毛糸とかぎ針ももってないんだろうけど・・・ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ とりあえずいちばん最初にのっている「プレーンテディ」という シンプルなクマを編んでみることにした。 基本的には細編みで円に編んでいく私のお得意のパターンがほとんど。 あとは「増やし目」「減らし目」を使って段ごとの目の数を調節して うまく球形やら円筒形やらに仕上げていけばいいようだ。 楽勝である。 クマは全体を一気に編むのではなく各パーツを別々に編んでおいて あとでかがりぬいで合体させていくことになる・・・ん? かがりぬい!? なんか毛糸用の縫針みたいなものが存在するんだろうか。 もちろんそんなものはもってない。・・・まぁ、なんとかなるだろう。 ちなみにパーツは「顔」「耳×2」「鼻」「手×2」「足×2」。しっぽはないみたいだ。 では、はじめに「顔」からレッツかぎ針だ。手順は以下の通り。 (1) 6段目まで6目増やしで編む (2) 同じ目数で3段編む (3) 6目減らしで4段編む なんだかこれだと円筒形になってしまいそうな感じがするのだが・・・まぁ、言われたとおりにやってみよう。 |
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4段目まで編んだところでなんだか面倒くさくなってきた。
「最初だから小ぶりでいいか・・・」と、いうことで勝手に(2)に移行。
4段目だから同じ24目で3段編んでいけばいいわけだ。 1目、2目、3目・・・22目、23・・・ん!? 1目足りなかった! でもまぁ、いいか。そのままそのまま。 なんとか帳尻をあわせて編んでみたらなんとか球形になってきた。不思議だ。 |
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ここでハタと気がついた。中に何をつめればいいのだろう。
テキストには「ハマナカクリーンわたわた」などと書いてあるが
残念ながらそんなものはウチにはない。ないったらない。 ・・・とりあえずティッシュペーパーでもつめておけ! 今回は「王子製紙ネピア」を4枚つめました。 で、ここまで編んでみたのはいいのだが終わりはどうすればいいのだろう。 (1)で6段編んだのだから(3)でも6段編めば完全な球形になるかもしらん。 |
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で、編んでみたのだが、最後のほうになると1段が6目しかなくて非常に編みにくい。
段上げの箇所を見失ったまま編み続けていううちに
なんだか大変なことになってしまっていた。 形状的には便秘に効能がありそうだ。でもこれはこれで面白い形である。 もうしばらくこのまま編んでいこう。 |
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じゃーん、完成! もう、自分でも何をつくろうとしていたのかわからなくなってしまっている。 これはどうみても「クマの顔」としては生きることは不可能だろう。 ・・・まぁ、べつにクマにこだわることもないか。 とりあえず目鼻をいれれば何かの顔になるだろう。 あるいはそれだけでなんかの動物になりはしないか。新機軸を模索である。 |
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ではまず口。 うむ悪くない。 ちなみにこれは編み込んだのではなく3つの穴の間に黒い毛糸をテキトーに わたしてあるだけである。鼻のところを結ぶのがポイント。 次に目だ。目も同様。2つの穴にぐるぐると毛糸をわたすだけ。 2本どりでやるとわりと楽。縫針があればなぁ。 |
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できた!
どうでしょう? 立派なオタマジャクシのあみぐるみじゃぁないですか! 最近わりとカエルも人気なのでその子供なら更に人気倍増だろう。 自分でいうのもナンだが表情も悪くない。 やはり市販の目玉ではこのまなざしは出せないだろう。まいったか森光子。 これは私の持論なのだがぬいぐるみや人形の顔というのは あまり表情をつけすぎてはいけないと思うのだ。 たとえば子供の頃。大切にしていたぬいぐるみが誰にでもあったと思う。 そんな「相棒」たちはあなたにいろんな表情で語りかけていたはずだ。 自分が悲しい時は悲しそうに。自分がうれしい時はうれしそうに。 そんな「持ち主の気持ちが反映される余地を残した顔」こそが ぬいぐるみのあるべき姿だと思うのだが、なんだか最近のは表情が過剰でイカン。 ピ○チュウなんか犬にやっちゃえ! ・・・あ、少し取り乱しました。 |
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で、このオタマ。ちとさびしいのでもう一匹つくってみた。
こんどはモヒカンつきである。 ほんとはクマのように耳をつけようかと思ったのだが 1個つくったところで気持ちが萎えてしまったので 無理やり頭の真ん中に縫いつけてみた。 出生もいわくつきのワルのオタマである。 実はこのパーツ縫いつけが今回いちばん困難な作業であった。 やはり縫い針は必要かもしらん。 |
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では、2匹のオタマを存分にご鑑賞ください。 | ||
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なんとも気品のある顔だち。さすが「GIVENCHY」である。 ちなみに今回の制作時間は2匹で2時間ちょっとといったところか。 それでは最後に今回のポイント。
雑貨業界のニッチねらいで、めざせビッグビジネス! 次回「故郷」編に続く! | ||
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