◆◆レッツかぎ針◆◆

#6「有明」(その1)
 今回は「第10回デザインフェスタ」に参加したときの様子をレポートしていきます。このデザインフェスタ出展の目的は「南無編み駄物」とばかりに編みまくった「108匹(煩悩の数)のおたまじゃくし」の販売。いわば修行の集大成であります。

 これは前夜、わが家での準備風景。仕事人ばりのシリアスさでまさに書に臨まんとするひじかた君。前日から衣装着込んで気合い入ってます。
 「フぅー・・・また無駄な殺生を・・・」 そんな感じでしょうか。累々と横たわるおたまの向こうに見事な「書」が書き上げられています。ちなみに彼、書道は独学だそうです。すげぇなぁ。
 デザインフェスタのコマサイズは1.8m×1.8m。ウチのホットカーペットがジャストサイズだったので事前にレイアウトの予行演習です。おたまの種類ごとにお品書きをつけていきます。写真は、私が内容をラフに書いた紙を床面にならべてみたところ。この紙1枚1枚を、ひじかた君が清書していくわけです。
 ちなみに今回のブースコンセプトは「ちょっと旨いモン食わせる屋台飲み屋風」。
 さあ、いよいよ当日朝。搬入開始時間ぴったりの8:20に会場入り。こんなん早起きしたのいつ以来だろう。
 会場は東京湾岸の有明にある東京ビッグサイト。屋上にある駐車場からは東京湾の美しい眺めが見渡せます。ファ〜ぁ、いい天気だなぁ・・・。おっと、我々にそんなヒマはない。搬入、搬入。
 出展者入り口に向かうと、そこからはムセ返るようなデザイン少女たちの芳香が。「そういえば、ぼくらも二十の頃はねぇ・・・」 昔話しに花がさく30男2人。
 コマNo.はO-16。ここです。ほんとに何にもない床面なんです。ここが僕たちの秘密基地に変身するわけです。
 とりあえず床面作成。新聞紙を敷き詰めて、ゴザひいて、それを上から紺の布地で覆いました。布地はもちろんキンカ堂で購入。冷えるから座布団もね。おじさんにはね。
 ここでようやく朝ご飯。車の中でいただきます。天気もいいしね。時刻は10:00。
 満腹でちょっと眠くなってきましたが、もうひとふんばり。昨日書いた書を竹竿につけてのぼりをつくります。今回のぼり2本とかけじく1本をつくりました。
 じゃーん! ようやくブース完成。

 この時点で10:45。すばらしい時間配分です。しかしこのブース、館内みわたしても明らかにここだけ様子が違います。「デザイン」って感じじゃないよなぁ。
 床にずらりとならべたお品書きの数々。この時点での時刻もあいまって、さながら朝市といった様子。どれも新鮮。とれとれの編め編めです。
 「ボクたちどんな人にもらわれてっちゃうのかナ」  ゆく末を案じつつ開場を待つおたまたち。
 ふと向かいのブースをみると・・・ぬぁ、おたまじゃくし! ネタかぶってるじゃないかェ! こんな題材ほかにはおらんと思ってたのに、まさかすぐ向かいに・・・
 向かいのブースの全景。同じおたまながらも、こちらは「悪人」「がさつ」、あちらは「善人」「清楚」。住みわけはできているようで、ホッと一息。おねえちゃん、そっちもがんばれヨ。
 ホールに燦然と掲げられた我らが旗印。「愛、おたまじゃくし」 なんのことやら・・・。そんなこんなで、いよいよ11:00。開場です。
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