◆◆レッツかぎ針◆◆

#7「有明」(その2)
 さあ、いよいよ開場。と、いっても午前中はお客さんも少なくのんびりしたもんです。朝からのハードワークについ眠くなる、おやじ2人。
 「こんなこっちゃイカン!」とばかりに気合いを入れて客引き開始。

 「おたまァ〜じゃくしのォ〜あみぐるみ!」
 「元祖ォ、男のォ、あみぐるみィ」

 独自の節まわしのダミ声でアオる、30男2人。当然、他のブースではこんなことしてません。 しかし、珍妙なかけ声につられて次第にお客さんが集まってきたぞ。作戦大成功!
 客「これ全部自分でつくったんですかぁ?」
 私「うん、108匹」
 客「・・・・・・」
 だまるな。
 もの珍しさか、写真をとる人多数。その後、おたまをしげしげながめて「これ、何につかうんですか?」 ・・・それはあなた次第です。
 このお嬢ちゃん、おたまじゃくしがいたくお気に入りのご様子でした。1度おひとつお買い上げの後、再度来店。結局トータル3つもお買い上げいただきました。ありがとうございます。
 ちなみに写真は人権保護のためボカシが入っているわけではなく、単に撮影者のミステイクです。
 「ヘイ、ラッシャイ! ラッシャイ!!」
 
 風貌ともあいまって、完全にテキ屋状態の我がブース。信じられませんがここはアートの祭典「デザインフェスタ」の会場なのです。
 午後になるとお客さんも増え、売れ行きも好調。お昼すぎの時点で売り切れの種類も。ありがたいことです。
 ブース背面に掲げられたかけじく。そこに書かれた「南無編み駄物」の文字は言わずと知れた私の座右の銘であります。そのあまりのパワーに写真のピントをあわすことができません。
 ブースに突然あらわれた謎の生命体。にんじんをモチーフにしているそうです。さんざんとび跳ねたあげくに去っていきました。

 ※「にんじん」についてはこちらを参照ください。
 「うっせェなぁ、となりのブース」 そんな表情のおねえさん。まぁそんなに怒らないで・・・
 と、いうのは冗談で、おとなりのブースの子たちもおたまを買ってくれました。どうもありがとう。写真はとなりのブースにおじゃましたおたま。彼女たちはネックレスなどの小物を販売していました。white-hole craftsというグループのようです(パンフより)。ほんとお騒がせしてすいませんでした。
 「ねえ、みてみて!」とお客さん。 ん? おお、おたまの絵だ! これ、おたまを買ってくれた子が、別のブースで描いてもらった似顔絵なんだそうです。世界初のおたまアート。我々とアートをつなぐ細い糸。
 夕方。お客さんのいないスキに差し入れのまんじゅうをパクつく我々。そういえば朝からなんにも食べてないもんなぁ。この時点での私の推定体温、38度5分。
 今回、いちばん人気があった「ライオンおたま」。お昼過ぎには完売してしまいました。
 結局トータルで70数個の売り上げとなりました。お買い上げいただいたみなさん、ほんとうにありがとうございました。感想などをお聞かせいただけたらうれしいです。またどこかで出展する際には、HPにてお知らせいたしますのでよろしくお願いします。
 写真は今回売れ残ったおたまたち。まあ、そうがっかりするなよ。在庫状況は「市場」で確認できます。
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