オーナーさん通信
グレートジャーニー編


おたま、太陽の沈まない夏。

◆フィンランド特派員報告1◆
 「夜のくれない日々をあみぐるみ三昧です」

 そんなメールをいただいた森下さんは、北欧フィンランド在住とのこと。急遽DF用おたまをお送りしたところ、こんなに素敵なレポートをいただきました。


 こんにちは。フィンランドの森下です。DFの呪文、ろくよんろくよん、いちにっぱで大忙しのタカミヤ氏。フィンランド入りを果たすオタマは遅かろうと思っていたら、なんと来ました。グッド・オタマ・タイミング。大陸の北の果ての旅の前日に到着。ということで旅に連れて行くことができました。


無事入国を果たし、レモングラスの上でアロマテラピーするオタマ。いざ北へ進まん。

空港。セーフティ・チェック直前。緊張感が全身を襲う。ふるえオタマ。オタマは機内食もらえず。フィンランド最北の空港イヴァロへ。

迎えのレオが来てない。ふらふらとオタマを飾り物のトナカイの上にのっけたり、剥製雷鳥とたわむれさせたりして時間をつぶす。が、来ない。携帯のメッセージ「アルビ(推定80歳)の入歯が紛失。発掘に二時間。遅れる。」レオ…。

入歯かよー。オタマ空腹でぐったり。もう剥製と遊ぶ気力もないので近くの森で遊ぶ。

一冬を雪の下で過ごしたリンゴンベリーをしこたま発見。熟成リンゴンベリーうまいぞ。おまけにトナカイ愛用の「ポロンヤカラ」苔もいっぱい。草食オタマの至福のとき。入歯のおかげで森でなごんだオタマ。

なごみついでに止まり木にも挑戦。きれいな空気の地帯でだけ生存するといわれる苔(直訳するとヒゲ苔)なんかハンモック的に。

ここでレオ登場。やっと旅が始まる。まるで日本の演歌なフィンランドヒット・ナンバーの一曲が生まれた地、カーマネンで休憩。

キャプテン・オタマ。カヌーにまぎれてこんな古ぼけたボートが川辺リに。演歌の余韻を楽しんでおります。

演歌な地の熊。オタマをも鼻の上にやさしく囲う。ハートフル演歌の地にふさわしい、熊とオタマの光景でございます。

この後車はひたすら北上し、ウツヨキまで。そこからフィンランド一鮭がとれる鮭名産地帯のテノ川沿いに南下。カリガスニエミで一泊。

テント生活の予定だった今回の旅。しかし、やぶれて羽毛が半減している私の寝袋ではこの気温は耐えられないだろう。

ほら、気温がぐんぐん下がっている。オタマも悩みどき。外で寝ていいものか。

やっぱりログハウスで一泊決定。夜中ぐんぐんマイナス気温を更新。オタマもプライベート・ログハウスで。北欧の白夜、真夜中の太陽を遠くに眺めリゾート気分満喫のオタマ。太陽沈まない。

ここからブラックアウトが続きます。カメラのバッテリーなくなる、のピンチ。過ぎ行く光景はひたすらフィヨルド、厳しい北のはての大自然。トイレ以外はなにもない。というわけで敢えなくオタマ写真を断念。

で、旅の最後でちょっとした漁業の町にでた。さっそくバッテリーオン。オタマ復活。すでにノルウェーの北の果て、北海沿岸の旅の最後にきています。最終日、サウナを求めてまたしてもログハウスで泊まることに。

小屋の窓から見渡せる壮大なフィヨルド。

潮の香り、貝、海藻、目をつむり遥か日本を懐かしんでみる。ああ、聞こえる太平洋の波の声。目の前は北海。

旅の最終日、北極圏の空気にもなれてきたオタマ。ああ、青空と透き通った冷たい空気が全身にしみる。

その後ラップランドに暮らす友人一家の家にホームステイ。ホームステイは、まず子供に遊ばれてなんぼ。

水たまりを船で旅するキャプテン・オタマ。スケール、オタマ並。

子供の成長を見守るのもまたホーム・ステイの醍醐味。こんなことも。

ベタですが、フィンランドといえばムーミン。アクティア・バンクの子供貯金箱はムーミンできまり。ムーミン貯金箱の間でキューピッドのように微笑ましく佇むオタマ。

 ところでフィンランド語でオタマって「ヌイヤパー」って言うんだそうです。なんと旅の同行者はネーティブであるにも関わらずオタマをフィン語でなんというか知らなかった。ちなみにこの人オリエンテーリングが趣味で森歩きに命を燃やす弁護士です。そんな人が知らないオタマの名称。まずい、フィンランドではオタマの伝道は難しいのか。
 私が「愛の」をつけたことも問題だったかも。なんか、どうも、フィンランド人たちに誤解されがちなオタマ。オタマっていうより、子種? こんなシンボリカルな物体をぶら下げ持ち歩いていいのか、と内なる声がこだまする嫁入り前の30女。とりあえず、「歩くセックスシンボル」なる新たな境地を開拓するとポジティブに考えて、旅行してきました。


 森下さん、どうもありがとうございました。「オナ通」史上屈指の美麗フォト。すばらしいス。北極圏。沈まない太陽。そんな地球の裏側におたまが到達する日が来るとはねぇ...... 冗談ではじめたこの企画でしたが、おかげさまで「グレートジャーニー」の名に恥じないスケールになってまいりましたが、それをつくってる私のほうはといえば、あいも変わらず練馬の梅雨空の下。あぁ、なんだか私も無性に旅に出たくなりましたぜ。「子種」とともに。




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