どの病院にするのか。オレたちは、基本的姿勢として「立ち会い出産」を目指す。その病院をさがす。
仲人さんから教えてもらったおすすめ産院のリストを目安に、しぼりこんだ3軒の病院を訪れた。
すると、ぼくの奥さんは「やっぱり個人産院のほうがいい」と言いだし、ふりだしにもどる…。
…かに見えた。事態は、ひょんなことで展開をみせる。3軒目の総合病院のとこでもらった、病院案内のチラシ。このチラシ。
そこにあったアドレス。病院のホームページ。ネットしてみる。すると、立ち会い出産OKはもちろんのこと、無農薬天然だしで作った豪華祝い膳。これが、
ぼくの奥さんの心をキャッチしたのだった。無農薬天然だしで作った豪華祝い膳。
新しい産婦人科 総合病院というところ。
個人産院にくらべ、でかい。いやあ、本当にでかいなあ。
総合病院の初診受付をすませる。個人産院から預かった紹介状をわたす。
あたりまえだが、人がたくさんいる。人が、いろんな年齢層の人がいる。
受付に問うと「産婦人科は、つきあたりの5番になります。」と言われ、広いなあと思いつつ、リノリウムの廊下を、てくてく歩く。
つきあたりに、ありました。産婦人科。
そして対面には、小児科。まあ、こどもがたくさんいる。
アニメを写したテレビがある。こども達はみんな観ていた。小児科と産婦人科は廊下を挟んでいる。そして、パーテションがある。
まあ、とにかく産婦人科の窓口へ…。パーテションに一歩踏み入れると、そこは、妊婦さん妊婦さん。みなさんソファーで待機中。
そして、ぼくらもソファーで待機。しばらくして、新たな妊婦さんが、どしどし入場。ぼくは、居ずらくなり、通路の長椅子へお引っ越し。
受付から、2時間経過。ぼくの奥さんがやっと呼ばれた。ぼくは待つ。人間が多いなあ。廊下をガキがはしりまわっている。腹がたつ。
どういうシツケしてるのか。人間の往来。目が酔っぱらってしまう。…この長椅子で、寝よう。
…あれ?どのくらいしたんだろう。ぼくの奥さんが出てきた。腹がへった。でも、まだまだなんだ。待つ。会計処理を待つ。
会計をまちながら、なんだかわからないテレビドラマを観る。…やっと呼ばれた。時計を見る。おお!ここに来てから4時間がすぎていた。
4時間だよ。はー。なんで?
きみよ、忍耐力だよ。忍耐力。
シリーズ 子供について考える
2002/01/12更新(^o^)(16)
次回予告 チャイルドシートどれにする?(全3回)
次回予告
チャイルドシートだよ。いろんなものがあるんだよ。値段だってまちまち。上は9万円代から、下は9千円くらいってモノもある。
安いからって安全じゃないよ。高いからって安全じゃないよ。値段じゃなかったのさ。
キミ、気を付けて!
国産製品は、2つの基準がある。
旧基準は、買ってはいけませんよ!
チャイルドシートの義務が、法令実施されもうじき2年となります。
その商品は、多様化し、現在200種類。
参考引用文献
・NHK放映 クローズアップ現代 『チャイルドシート 安全性に格差』
・たまごクラブ2001年12月号 『チャイルドシートの選び方』より。
シリーズ 子供について考える
2002/01/13更新(^o^)(17)
チャイルドシートどれにする?(全3回)
第1回 たまごクラブから
キミは知っているだろうか?
これは、たまごクラブという雑誌。ほかに「ひよこクラブ」というものがある。まあ、いい。「たまごクラブ」だ。
ひじかた家は、チャイルドシートを買う。買うのはいいが、選び方がわかんない。どれがいいか見当もつかない。
売場もすでに何軒か見た。いろんなカタチ、いろんな色の製品がめじろおし。結果は「やっぱり、わかんない」でも、そろそろ装備しないといかん。
ぼくの奥さんも予定日1ヶ月をきった。
それで見つけたのが「たまごクラブ」の12月号の記事。
この記事をみてぼくは思った。「そうか!これでいこう」単純である。
JAF本部の人間の言うことだから、信じよう。決まるときは簡単だなあ。よっし!ポイントは2つ。
◎安全基準に合格しているもの。
◎チャイルドシートは、あまり重くないものがよい。
製品重量10Kg以下に的をしぼる。
…………………………………
たまごクラブ 2001年12月号より
…………………………………
JAF本部公益事業部薮下正三さんによるチャイルドシート選びのポイント
◎安全基準に合格しているもの。
・国土交通大臣が、認可した製品。
・ECE規則(欧州)の基準の製品。
・米国連邦自動車安全基準の製品。
◎チャイルドシートは、あまり重くないものがよい。
車が事故にあった時、車は瞬時に止まりますが、車内の乗員は慣性の法則によって、前方に投げ出されます。
そのちからは重さに比例し、重たくなるほど衝撃は強くなります。
JISが決めた新基準の重さは、15kg未満。豪州の基準では、9kg未満と決められています。
…………………………………
キミの、基準をさがせ!
シリーズ 子供について考える
2002/01/16更新(^o^)(18)
チャイルドシートどれにする?(全3回)
第2回 西松屋から
ぼくたちは、車を走らせていた。車は日産のマーチ。中古である。いろはモスグリーンみたいかな?
ぼくは体調が、ひどかった。のどがガラガラ。頭はくらくら。そして、法定速度を守って走行。ぼくの奥さんも鼻風邪。
目印の華屋与兵衛をまがり、ひたすら直進。そこに「西松屋」がある。西松屋を知ってる?ベビー用品の店。チェーン店。
さっそく駐車場に車を止め、店内へ。
♪ あかちゃんは、みんな仲良し あかちゃんは、みんな友達 お日様ニコニコ ゆかいな仲間 みんな美人で、ハンサムね
生まれたときから 西松屋 みんな みんな 西松屋 ♪
この曲が、毎回出迎える。ウキウキしない。からだはグラグラ。瓶(びん)の底を歩いてるよう。
目的は、チャイルドシート。今日買わないと、なかなか時間がないのだ
。基準を思い出せ!
◎安全基準に合格しているもの。
◎チャイルドシートは、あまり重くないものがよい。
製品重量10Kg以下に的をしぼる。
そう、ありがたいことに、各社製品の重量が値段札に記載されている。「11.5キロ?、12キロ?…NoNo」頭の中で一人言。
製品重量10キロを越える商品が、ゴロゴロ。というより売れ残っているということか?
「6.4キロ!」これか!基準は「新基準」とある。これでいい。もうこれでいい。帰りたい。それでも、店員を呼び出し、実際に製品を取り付けてもらう。
店員と、僕と、製品が車の後ろ席に入る。マーチは小型乗用車である。せまい。取り付けを開始。しかし、取り付けが進まない。
わかった! チンプンカンプンは、僕だけでない。店員も、わからないのだった! じっと目をつぶる「地面に吸い込まれそう…」
ぼくの奥さんは、車の外。寒い空のした立ちつくす。「お腹がはって苦しかった」そうだ。
リーマン社という会社の製品。リーベアルファ。1万8千円(含消費税)を乗せ、ぼくたちは再び車を発進させた…。
キミよ、チャイルドシート完了だよ。
シリーズ 子供について考える
2002/01/17更新(^o^)(19)
チャイルドシートどれにする?(最終回)
第3回 NHKからの衝撃
…………………………………
NHK クローズアップ現代
『チャイルドシート 安全性に格差』より
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6歳未満の子供を車に乗せる場合、チャイルドシートの着用を義務付けられたのが、2000年の4月のことです。
チャイルドシート着用と、そうでないとでは、致死率が1/4と、効果的であるというデータがでています。
予期せぬ事故から幼い命を守る安全装置チャイルドシート。
チャイルドシートの年間の出荷台数 330万台。
その種類は、200以上にのぼります。
一体どの製品が、より安全なのか。情報を求める声が高まっています。
このたび国は、はじめてその安全性をテストして公表しました。
◎結果は、製品の34%が《推奨せず》という最低評価でした。
さらにベストのように身につる着衣型は《総合評価せず》
という異例の結果でした。
今回の国のテストでは、国内で比較的よく売れている21台の製品でテストが行われました。
テストは、以下4つの段階に評価されました。
・優
・良
・普通
・推奨せず
結果:21台中 8台推奨せず。
8台の《推奨せず》内訳は以下の2つ。
1)衝撃による製品の破損があったもの。
2)衝撃時の頭部移動量が、70センチ以上あったもの。
21台中 合計8台。
…………………………………
「これは、まずいなあ。」というのが正直な感想。とてもショックなものでした。
国は、欠陥的な旧基準で、メーカーにあぶない商品を出荷させていたんですわ。
この《推奨せず》にあたいするチャイルドシートは、すべて旧基準とのこと。
高くてもダメな商品がある。売れててもダメな商品がある。
しかも、店で、それらが今も売られつづけている。やばい。
キミ! やばい。気をつけろ。
番組は、その安全実験の結果を公表したホームページを伝えて、終わりました。
さっそくネット!
しかし、うちの製品は、ありませんでした。
◎自動車事故対策センター チャイルドシートアセスメント
URL: http://www.osa.go.jp
追伸:…うちの買った会社のホームページをのぞいたら、そこにも買ったチャイルドシートが、無かったんです。ますますあせったんですが、
数日後にわかりました。それは、最新だったんです。
基準は新基準。国のテスト基準では、かなりよい成績をおさめてる製品と同型だったんです。よかった。よかったあ。
シリーズ 子供について考える
2002/01/31更新(^o^)
親の不可解な行動(20)
寒い1月。とっくに陽は落ちている。僕は、職場の休憩室と呼ばれているほったて小屋で、休んでいた。窓越しに、サイレンの音が遠ざかっていく。
消防車だろうか。ぼくの記憶、小さい頃の記憶、サイレンの音…。
…小さい頃の記憶を、急に思い出した。それは、消防車が通る。すると、うちのかーちゃんが「いくぞ」と言う。
それは、通りに出て消防車が通る方向を見送るというものだった。小さい頃、寝ている夜でも、「そら、いくぞ」とよく起こされたものだった。
そして玄関を出て、消防車の行く方向を見送る。たんなる野次馬か?何だったのだろう。不可解だ。わからない…。
物思いにふけりながら、その日は終わった。
今日も、病院の検診に行く。家を、午前中に出発。マーチを走らせる。ぼくと、奥さん。そして、ぼくのかーちゃん。「一緒に行く」とのこと。
30分ほどで病院に着。検診結果は、良好だった。
ぼくの奥さんが、看護婦さんに呼ばれて検診受けてる間、かーちゃんと話をした。
・何故、消防車のサイレンが聞こえると「そら、いくぞ」と起こしたのか?
・玄関を出て、消防車の行く方向を見送るのは、何故か?
かーちゃんが、笑ったかと思うと、目を見開いて言った。
「そりゃ、近くだったら、行って、バケツの水、ぶっかけてやるんだ」
ぼくは言った。
「そうなの?」
かーちゃん。
「そういうもんさ」
話の終わる頃に、ぼくの奥さんの検診が終わって出てきた。
キミも、親の不可解な行動の謎を解け!
そして、不可解な行動をとれ!
いかがでしたか? つづきは「出産というドキュメント」でお会いしましょう!
「0〜1歳 育児だよ」
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「出産というドキュメント」
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