懐妊だよ
懐妊ってこと。それは妊娠。人類が重ねてきた歴史でもあるんだ。

ここに出てくる主なタイトルは…。

産婦人科は緊張
水天宮に行った?
両親学級に つれてって
さらば個人産院
きよせの森へ、いきましょう
チャイルドシートどれにする?
親の不可解な行動
それでは、お楽しみ下さい。



シリーズ 子供について考える2001/10/26更新(^o^)
産婦人科は緊張(1)

 きみは入ったことがあるだろうか。産婦人科というところ。 うちの近くに、産院がある。個人産院で、 ここは、肛門科・婦人科がある。午前中、 うちの奥さんに付いて、ぼくはその産婦人科に入ったよ。 緊張した。なんというか、初めて行ったんで居心地良くない。
 やがて、うちの奥さんの診察が始まる。 そして、長椅子で、ぼくは待つ。すると待合いに男が入って来た。 どうやら、ご仁は、肛門科の診察待ち。男は肛門科。 つまり、ぼくも肛門科。男は肛門科。 待ち時間は、それは長く長く感じた。
…うちの奥さんは、おめでただった。

きみも、産院に付き添ってゆけ!


シリーズ 子供について考える 2001/10/27更新(^o^)
産婦人科は緊張(2)

 産婦人科への付き添い。われながら、数回目で、だんだん慣れてきた感じがする。
「今日は、もしかしたら呼ばれるかもしれないよ」とぼくの奥さん。 そうか。ぼくが呼ばれるのだ。待合いから、その中へ。 それまで、ぼくはどんな先生なのか直接会ったことがない。 奥さんいわく「男」で「笑わない人」だそうな。

 きみは、診察室に入ったことがあるか。なんだか待つのは、落ち着かないなあ。 待合い室。ぼくは、長椅子にすわっている。そして、呼ばれた。

 そこは、白い壁。いくつかの医師の額、額。あ、ざくろの絵がかけてある。
きみは、みただろうか。エコー写真を。ここに画面がある。 モノクロの小さなモニターがあって、それは魚群探知機のような映像。

 医者がいた。細く痩せていて、日焼けして色黒の、髪は短くペタっとしている。 彼は、画面をみてセンサーを調節していた。 画面には、確かにちいさな陰が動いている。それは、クリオネの影絵のよう。
医者は一言「ここに心臓らしきものがみえます」眉間にしわをよせる医者。なんだか不安だ。 医者はカルテを書き始めた。彼は、なんていうんだろう。長距離ランナーのような体格。

…それで、診察は終わった。
「そうだ。彼は40代後半の、琵琶湖ハーフマラソンに出てくる、軍手をした市民ランナーのよう」 とぼくは思った。 退室した。そして、疑問が残った。「心臓らしきもの」とはなんだろう。 たのむ「心臓です」と言ってくれ。そう思った。

きみも、診察室で、医者に会え!



シリーズ 子供について考える 2001/10/30更新(^o^)
産婦人科は緊張(3)

電話が鳴ったんだよ。
「もしもし、ひじかたです」とぼく。
「お宅の行ってる産婦人科は今年の4月に分娩をやめたそうなんですけど」
というものだった。これは、びっくりした。 ぼくらの通ってるところが、とりあげてくれないの?

 そして、いつものとおり、その個人産婦人科。うちの奥さんの診察がはじまった。 ぼくも呼ばれて、またエコー写真を撮影。画面を見る。 かなりシルエットが、ヒトらしくなってきた。問診も終わった。 うちの奥さんが聞いた。
「連絡があって、こちらで分娩は、してないって聞いたんですけど」
医者「ええ。してません」とランナーはさっぱりした顔。
ぼくは「早く言ってくれ」と心で言った。電話は本当だったのね。 ここ、おすすめの分娩産院て、本に載ってたんだよ。
電話帳に「入院施設あり」と載せないでね。
新たに、産院をさがそうね。

きみも、確認してね。


シリーズ 子供について考える 2001/11/02更新(^o^)
水天宮に行った?(4)

 水天宮っていうのがあるんだよ。神社でさ、 調べりゃ、もうそれは、いたることろで祭られてるよ。 一番有名なのは、日本橋にある水天宮。そっちはめぽっう混むらしいぞ。
 きみんちだってさ、どこかに、お参りしてるはずだぜ。 きみが、お腹にいた時に。家族に聞いてごらんよ。 5ヶ月のいぬの日に参るのさ。腹帯もらって、お祓いすんだよ。
知ってるだろ。ねえ、知らない?

 まあ、ちょっと調べたら分かるよ。
うちには先祖代々行っている水天宮があるんだ。

きみの水天宮をさがせ!

シリーズ 子供について考える 2001/11/03更新(^o^)
水天宮に行った?(5)

かーちゃんが言った。
「そこ行って、帯をもらって、お祓いしてもらうんだよ」
それで、初めて知ったのがオレ。今年の8月。 奥さんは、つわりのまっただ中。西瓜しか食べられない時。 そんな、お参りする習慣があるって知らなくてさ。 それでも、行ってみるかと考えた。

 さそっく「水天宮」をインターネットでしらべてみると、さすが、ありました。日本橋水天宮。 ここはしっかりしたHPがあって、その紹介がさてれている。 なんだかとても大きいところ。いぬの日は屋台もでるほどらしい。

 翌日、かーちゃんに日本橋水天宮の話をしたら「そんなとこじゃなく、ある」と。それは、 ここより先20キロ。所沢にあった…。


シリーズ 子供について考える 2001/11/04更新(^o^)
水天宮に行った?(6)

 休みに、わが中古の軽ワゴン車で、さあ、出発進行!
かーちゃんが言った水天宮とは、地図によると「所沢久米水天宮」とある。
 夏の陽射しが強く、暑い。このワゴン車は、ホワイトベースと呼んでいる。 地図でしるした道を走る、わがホワイトベース。まどを開けて走る。 音楽はいらない。奥さんとぼくの二人。メモと地図を頼りに、 主要街道を走る。走る。

 それは、ほとんど問題なく、メモの通りに走ったよ。 主要道路をへて、住宅地域にはいる。ここ、どことなく、なつかしい風景がたくさんある。 トタン屋根の小屋、竹藪、お稲荷さん、ヒイラギ。 小さな橋を渡った。上り坂を上がると、万年塀にはさまれた狭い私道。 ホワイトベースで、スレスレ。もうすぐかなと思ったら、そこが参道だった。

 ホワイトベースのエンジンを切って、石畳に降り立つ。 隆々とした木々たち。ひっそりとした大きな森。それが陽射しをさえぎってね。 夕方にはまだ早い。でも、涼しい。そして、ひぐらしの声。石段の先には、古い社があった。 ここがその、所沢久米水天宮か。社のいろあせた木材が、長雨のあとの木目の様に浮き出ている。 朽ちかけてる様な。ぼくと奥さんのほか、誰もいない。せみの声だけ。

 なぜか、ほんとうに神様が居ると感じた。「みちびかれた」そんな気がした。 どうしたものか。ふと見ると、脇に小さな手作りの看板がある。
「社務所はこちら」とだけ板にかかれていた…。


シリーズ 子供について考える 2001/11/05更新(^o^)
水天宮に行った?(7)

「社務所はこちら」の看板のうらには小道が。踏み石がつづいている。降りていこう…。
下見のつもりで、今日ここに来た僕ら。宮司(ぐうじ)さんに会って予約がとれればと考えていた…。

 そこには「社務所」という感じではなく、一軒の農家。古い造りの家。その縁側に出ていた。サッシに は、すだれがかかっている。せみの声。 呼びりんを鳴らす。すると、どこからか年をめした女性の声がした。 ぼくは、大声で、いぬの日参りのいきさつを、話す。 「どうぞ。こっちです」と声がして、ぼくらは玄関のガラガラ戸を開けた。 そこは、土間になっていた。

 声の主の女性は、少し背中の曲がった人だった。ぼくは、また、いぬの日参りの話しをした。 「予約ですね」といい、その人は取り出した大学ノートに記入をはじめる。 黒々とした柱や梁(はり)が見える。ここは、さぞ立派な大黒柱がある家だろうと、ぼくは思った。 名を聞かれ「ひじかたです」と答える。すると大きくうなずいた。
 ぼくらは電話住所を告げる。そして見やると、袴(はかま)のおじさんが奥間から出てきた。 ((ぼくは着物についてあまり知らないのです。申し訳ない。それは水色の袴と、白い着物だったんです)) その袴のおじさんは、宮司さんだった。

 年めした女性が、旦那の宮司さんに「○○町のひじかたさん」と紹介した。 すると「ああ、○○町の」とはじまった。 どうやら「ひじかた」はみんなここに来ているという話だ。先祖代々。しかし、よくしゃべる。 話は帯のことにも触れ「帯はこちらでも差し上げます。持ってくれば、ガードルでも何でも お祓いして差しあげます。でもマジックテープのはいけない。 お腹の子は、あばれて…」もう止まらない。口すみに泡がたっている。 ありがたいが、それはそれは長い話だった。
宮司マシンガントーク!

きみも水天宮で、宮司さんの話を聞け!


シリーズ 子供について考える 2001/11/09更新(^o^)
水天宮に行った?(8)

 愛車ホワイトベースは、実に軽快に走る。 今日は、いぬの日。そう、腹帯の儀の当日である。水天宮に向かって走っている。 季節は、まだ、残暑がきびしい9月。
 運転は、ぼく。助手席には、ぼくの奥さん。 そして、後部座席には、 ぼくのかーちゃんと、奥さんのおとうさん。 そしてお腹には5ヶ月の子。 前回、所沢・久米水天宮(ところざわ・くめすいてんぐう) を下見してから、1ヶ月が流れていた…。

 ホワイトベースは無事到着。午前11時から腹帯の儀がはじまる。さっそく「社務所はこちら」の 農家へ顔を出し、予約の確認をした。そしてガードルと帯にするサラシを預けた。 今日は、ずいぶん人がいるよ。それでも5家族くらいかな。 境内は、せまいから大勢に感じる。ああ、よく晴れている。

 それぞれの名前を呼びはじめた。社(やしろ)に入るんだ。ぼくらもついていくぞ。 靴をぬいでっと…なんだか社の中というのは、うん。まあ、いい。木が、 古い木のにおい。なかは、明かりが暗いな。ああ、いろんなものが見えて来た。 金糸の旗がある。槍がある。軍人の写真もある。榊(さかき)が見えた。 いい。雰囲気がある。ああ、宮司(ぐうじ)さんがいる。

 宮司さんは「よくいらっしゃいました。この度は、まことにおめでとうございます」 とおしゃっりながら、烏帽子を下げた。一同も礼をする。 「それでは、はじめます。写真とりたい方は撮って下さい。頭をさげて。おはらいをします」 祝詞(のりと)とともに、宮司さんのもっているものが降られた。 サッサッと音がする。ひらひらが、ぼくの頭をなでた…。

シリーズ 子供について考える 2001/11/10更新(^o^)
水天宮に行った?(9)

 ここは、社(やしろ)のなか。
正装した宮司(ぐうじ)さんは、公家(くげ)さんのような姿。 おごそかに祭壇に向き、あらたに祝詞(のりと)がはじまる。

 …ぼくは床を見る。ここ畳が古くて、うねうねしているななどと、お辞儀しながら畳を見る。 しばらくして「はい」と言って、宮司さんが一同に向き直った。
「これで一応おはらいは終わりです。清めた帯などをお返しします」 荷物がのった供物をのせる箱台を、祭壇から、おろしはじめる。 それは「社務所」で先ほどあずかってもらった物だった。うちのサラシとガードルの包みもあった。 その品々が、それぞれの妊婦さんに手渡された。

 神社の包みが、一緒に配られた。袋には「上 久米水天宮」とある。リストが入ってるよ。
○水天宮祈祷之神璽
○御鈴緒
○錦赤の見守り
○水天宮御守
これは、一体、何て読むんだろう? 中には…ええっと。ああ、説明がはじまった。

 宮司さん「まずは、おふだですが、タンスのうえには置かないで下さい」 とこのこ。なぜかというと「タンスの上は、引き出しを、出したり、引いたりして、おふだが倒れてしまう」 からだそうです。「おそなえは、炊き立てのご飯をあげてください。それと水…」とその時。

 ルルルル!と電話。「携帯の音ぐらい、切って欲しい」そう思った。
「はいもしもし」宮司さんの足下で、前掛け姿の中年の女性が、電話に出た。それは携帯ではなかった。 社(やしろ)に引いていた加入電話だった。
「おとうさん出る?」と電話の女性は聞いた。
宮司さん「だれ?」
中年女性「○○さん。○月○日の」
宮司さん「…はい。変わりました。もしもし」
烏帽子姿のおじさんは、電話に出た。
そして、一同に向かって、前掛け姿の中年の女性が言った。
「どこまで話しましたっけ?」

 ぼくらは、愛車ホワイトベースを走らせた。結局、ぼくたちは、電話する宮司さんを残して社を出た。 「何だったんだろうか」と話しながら、車は走る。神事の最中の電話を、宮司みずからする。 ぼくの奥さんが言った。
「でも、ひじかた家は、代々あのそこでお参りしたらしいよ」

ぼくは、かーちゃんに言った。
「姉ちゃん時も、オレん時も、行ったんだよね。あそこ(水天宮)に」
かーちゃんは言った。
「いいや。おまえん時は行かなかった。二人目だから、帯もあったし」と。
オレは、ショックだった。がく然とした。
車は軽快に走っていた…。


シリーズ 子供について考える 2001/11/16更新(^o^)
両親学級に つれてって(10)

 両親学級だよ。知ってるかい?両親学級というのがあるんだよ。ああ、そう。知ってるね。 ぼくのところは、市の主催で行われているものなんだ。数ヶ月前に申し込んだのさ。 はじめ、ぼく、ちょっと気が進まなかった。でも、立ち会い出産をと考えてね。 職場に休みをもらったわけ。
この授業、平日の金曜だったんだぜ。何とかしないとな。行くぞ!

 その当日。そわそわする。市の福祉会館に1時集合する。ぞくぞくと集合する。 みんなお腹かがでかい人々。お互いすぐわかる。 でも、知り合いじゃないしね。知らんぷり。20代、30代って感じで、普段着でダラダラと。 そして視聴覚室に入る。

 前掛けした主婦の人たち(保健婦さん)が、入口であいさつ。10人ぐらい居る。 やってきた夫婦の氏名を名簿でチェックさ。 そこで、名前の入ったバッジと、冊子、プリントが配られる。着席。 ここは、大きなホワイトボードある部屋。 でかい画面のテレビ、コラムスピーカーもある。落ち着かない。全体で、20組はいるかな。

この日の内容はこんなことだったさ。
・ビデオ鑑賞
・おもりのベストを着る(8Kg)
・沐浴の練習
・経験者の話

 ビデオはね。NHK制作のビデオで「おとうさんの役割とおかあさんの役割は、 それぞれ違う。」というものだった。 おとうさんがお母さんのお腹に話しかける。「おーい。おとうさんですよ」と。 お腹ではいったいどう聞こえるのか?
 1日中なにも食べてない男性(他人)に大量の水を飲ませ、胃カメラの手法でマイクロホンを内蔵させる。 ふたたび、おとうさんに登場してもらい、おなじことを話しかけてもらう。「おーい。おとうさんですよ」 NHKもへんなことをする。胃にマイクロフォンを内蔵した男性は、 痩せてる人だった。お腹に話しかけられてる間、腹を出したまま、天を仰ぎ見てる感じ。 きっとNHKの人間なんだろう。大変だ。
 お腹に聞こえる声を、記録すると、下の周波数がしっかり聞こえてることがわかる。 あかちゃんにはおとうさんの声が、そのまま聞こえてるのである。

 さて、番組は、話を2冊の絵本へと変える。
1冊は、夜更かしするとお化けが連れくよ、というもの。2冊目は、 髪をのばしたこどもが、きれいさっぱり切ってもらうというユーモラスなもの。 この2冊を、おとうさん・おかあさんが、それぞれ話して聞かせる。

 こどもの興味がつづくのは、というと、お化けの話は、おかあさんがしても興味がつづかない。 ユーモラスな話は、おとうさんがしても興味がつづかない。 結果は、コワイ話は、おとうさんが。ほのぼのした話は、おかあさんが。興味津々であると出た。 15組の参加の結果である。
 番組は、刺激的な情報は「おとうさん」 安心させることは 「おかあさん」に求めている。そう推察していた。おもしろかった。

きみも、お腹に向かって、話せ!


シリーズ 子供について考える 2001/11/17更新(^o^)
両親学級に つれてって(11)

さて、学級のつづき。
・ビデオ鑑賞
・おもりのベストを着る(8Kg)
・沐浴の練習
・経験者の話

 そうそう。そのビデオの後、実習室にいきましょうってことで、実技がはじまった。 保健婦さんのまわりに、椅子を扇型に、着席する。話は、妊婦さんの増加体重のことだった。 ふむふむ。体重が増えすぎると難産になる要因になる。ふむふむ。
「それでは、あなた、ひじかたさん、おもりをつけて下さい」指差されてビックリ。え、オレか? オレだけ起立。

 おもりは厚手の生地でジーンズ地のような素材。背中にマジックテープでバリバリととまるもの。 「ベスト」というよりは「エプロン型」の防弾チョッキの様だ。装着する。 ずっしりとくる。これは「8キロあります」とのこと。
 このエプロン型は、おっぱいのかたち、おなかのふくらみを模そうしてある。オレ、いきなり、妊婦系…。
保健婦さん「どうですか」
じっとしてるのも恥ずかしいので、オレはゆっくりとスクワットをしてみる。
「足腰にきますね」とオレ。
保健婦さん「はまりましたね」と言った。これが一同にどっとうけた。何故だろう? 笑えない。

…とちゅうでやめるのもはずかしいので、スクワットを屈伸運動に変えてみる。…早くはずしてくれ。保健婦さん!

きみも、おもりを着けてゆけ!
その時 語りあえるだろう


シリーズ 子供について考える 2001/11/29更新(^o^)
両親学級に つれてって(12)

 さて、沐浴だよ。沐浴。 保健婦さんから説明が始まった。ぼくは、とにかくメモした。ガンガンメモ。保健婦さんは こんなこと言ってたぜ。キミは知ってるかい?

〓〓〓〓保健婦さんメモから〓〓〓〓〓
○あかちゃんの沐浴は、体力がないので、5分以下で行う。 8分では、体力の消耗がいちじるしい。

○環境設定
冬 室温度20度以下にしないこと。湿度50%〜60%を保つ。

冬 浴槽お湯の温度40度 →42度はダメ
夏 浴槽お湯の温度38度

○生後3ヶ月まで、足の裏から放熱しています。靴下は気を付けて下さい。
足のひらが、ラジエーターの役目をはたしています。

○つめは、お風呂あがりに切らないで下さい。

○あかちゃんは、長くつづけて眠れません。
2ヶ月くらいすると、昼夜のリズムが出来ます。そのために入浴の時間も決めてると良い。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

保健婦さんは、人形をつかって模範実技をした…。

 そして授業は、夫たちの沐浴実習へ。 実習室には、テーブルがいくつか寄せてあって、 ベビーバスがそれぞれ置いてある。そして、人形がのせてある。4班くらいに分かれて、さあ。開始。 それぞれの夫が、順に行う。そう、夫が行う。奥さんは見守る。 ぼくは、2番手だった。スタート!
 手順にしたがい、あかちゃん人形の服をぬがし、さあ、オムツをはずそう。 そこで保健婦さんがブレイクして言った。
「オムツをとる時は注意してください。男の子はおしっこされますから。はいつづけて…」
ぼくは、オムツをはずすやいなや、半身になってよけた。笑われた…。

 次だ。ぼくは、石鹸を手に泡立てて、あかちゃん人形の顔を、洗う。これが、良くできた人形で、 本当にやわらかい皮膚感覚。ぼくはごしごし。ぼくは「うぉりゃー」と言っていた。 無意識というか、気がついたら、洗う動作とともに、発語してた。 笑われてるが、もうかまわないと思った。


キミも、洗え。うりゃー!


シリーズ 子供について考える 2001/12/09更新(^o^)
両親学級に つれてって(13)

 沐浴実習を終えて、全員視聴覚室にもどる。そこには、見知らない夫婦が赤ちゃんを抱いて座っていた。 「経験者の話」である。
進行役から紹介があった。その夫婦は歯科医で、町の個人開業医。年齢は自分と同じぐらい。 夫婦はマイクでそれぞれ話した。この両親学級のはじめにアンケートを書いた。そのアンケートもとに、彼等は話をした。

・赤ちゃんは、1時間〜2時間寝る。そして起きる。そしてまた眠ります。
・赤ちゃんは、1日に15〜16回のうんちをします。
・出産後の最初の1ヶ月は、家事が出来ません。利用できる親族は利用してください。

 まあ、だいたいは、そんな内容だった。出産のエピソードや、そのごの産後についてといろいろ話があった。しかし、ついつい「ひとん家」という 感覚になってしまい、ほとんど憶えていない。 オレ、ひとん家の赤ちゃんは、興味ない。そういうものじゃないかな? 見知らない人なら、なおさらだ。経験者の話は、よく話なれしてる人でないと、興味はつづかない。

 さあ、帰ろう。外にでると、もう夕方だった。両親学級がおわり、約20組の夫婦が、それぞれの家々にむかう。 さらば、しらない夫婦たち。オレんちは、オレんち。そっちは、そっち。あっちは、あっち。 さらば。

 翌日、ぼくはうたを、おなかに向 かってうたっていた。なんだか生まれでて、それ が「あやすうた」になるかもしれないと思ったのさ。
○うた
・大地賛賞
・まいごのこねこ


君もうたえ!


シリーズ 子供について考える 2001/12/16更新(^o^)
さらば個人産院(14)

 先週、医者から言われた。
「陰のうですね。」
男である。男の陰のう。
 以前、ぼくは、ここの医者を見た印象を、こう思った。
「彼は40代後半の、琵琶湖ハーフマラソンに出てくる、軍手をした市民ランナーのよう」
彼は一言「ここに心臓らしきものが確認できます」眉間にしわをよせる。そんな彼。

 今日は、この個人産院にか通いつづけて、検診をうけること9回。最後の日である。 ここは、分娩しないんだよ。今年の4月からは「もうやならない」とのこと。 新しい総合病院に移るんだ。だから今日が、最後。

 玄関のガラスドアを、奥さんとともに入る。もう恥ずかしくはなかった。ぼくは、かなり慣れてきていた。 ぼくは、待合いの席で待つ。もう、雑誌やなんかを読むマネをしなくとも良い。普通に待ってれば良い。
…ぼくの奥さんが呼ばれて、10分ぐらいしただろうか。 再び、ドアが開いて「ご主人」と呼ばれた。…ご主人か。恥ずかしい? 恥ずかしくはない。入室する。

エコー写真を見る。ランナーのような医者がモニターを見せてくれる。
「陰のうですね。」
男の陰のう。やはり男である。順調。よかった。
そのあと問診が数分。そして、医者が封筒に封をした。それは、次の総合病院への紹介状だった。

「どうぞ、元気なお子さんを産んでください。」と彼は言った。 びっくりした。彼は笑った。あれ、なんだ。いい顔する人じゃないか。
「ありがとうございました。」礼をして、そこをあとにした。

さあ、新たなるところへ!

シリーズ 子供について考える 2001/12/26更新(^o^)
きよせの森へ、いきましょう(15)


 どの病院にするのか。オレたちは、基本的姿勢として「立ち会い出産」を目指す。その病院をさがす。 仲人さんから教えてもらったおすすめ産院のリストを目安に、しぼりこんだ3軒の病院を訪れた。 すると、ぼくの奥さんは「やっぱり個人産院のほうがいい」と言いだし、ふりだしにもどる…。
 …かに見えた。事態は、ひょんなことで展開をみせる。3軒目の総合病院のとこでもらった、病院案内のチラシ。このチラシ。 そこにあったアドレス。病院のホームページ。ネットしてみる。すると、立ち会い出産OKはもちろんのこと、無農薬天然だしで作った豪華祝い膳。これが、 ぼくの奥さんの心をキャッチしたのだった。無農薬天然だしで作った豪華祝い膳。

新しい産婦人科 総合病院というところ。
個人産院にくらべ、でかい。いやあ、本当にでかいなあ。

 総合病院の初診受付をすませる。個人産院から預かった紹介状をわたす。 あたりまえだが、人がたくさんいる。人が、いろんな年齢層の人がいる。 受付に問うと「産婦人科は、つきあたりの5番になります。」と言われ、広いなあと思いつつ、リノリウムの廊下を、てくてく歩く。 つきあたりに、ありました。産婦人科。

 そして対面には、小児科。まあ、こどもがたくさんいる。 アニメを写したテレビがある。こども達はみんな観ていた。小児科と産婦人科は廊下を挟んでいる。そして、パーテションがある。 まあ、とにかく産婦人科の窓口へ…。パーテションに一歩踏み入れると、そこは、妊婦さん妊婦さん。みなさんソファーで待機中。 そして、ぼくらもソファーで待機。しばらくして、新たな妊婦さんが、どしどし入場。ぼくは、居ずらくなり、通路の長椅子へお引っ越し。
 受付から、2時間経過。ぼくの奥さんがやっと呼ばれた。ぼくは待つ。人間が多いなあ。廊下をガキがはしりまわっている。腹がたつ。 どういうシツケしてるのか。人間の往来。目が酔っぱらってしまう。…この長椅子で、寝よう。  …あれ?どのくらいしたんだろう。ぼくの奥さんが出てきた。腹がへった。でも、まだまだなんだ。待つ。会計処理を待つ。 会計をまちながら、なんだかわからないテレビドラマを観る。…やっと呼ばれた。時計を見る。おお!ここに来てから4時間がすぎていた。 4時間だよ。はー。なんで?

きみよ、忍耐力だよ。忍耐力。


シリーズ 子供について考える 2002/01/12更新(^o^)(16)
次回予告 チャイルドシートどれにする?(全3回)


次回予告

チャイルドシートだよ。いろんなものがあるんだよ。値段だってまちまち。上は9万円代から、下は9千円くらいってモノもある。 安いからって安全じゃないよ。高いからって安全じゃないよ。値段じゃなかったのさ。 キミ、気を付けて!
国産製品は、2つの基準がある。

旧基準は、買ってはいけませんよ!

チャイルドシートの義務が、法令実施されもうじき2年となります。
その商品は、多様化し、現在200種類。
参考引用文献
・NHK放映 クローズアップ現代 『チャイルドシート 安全性に格差』
・たまごクラブ2001年12月号 『チャイルドシートの選び方』より。

シリーズ 子供について考える 2002/01/13更新(^o^)(17)
チャイルドシートどれにする?(全3回)

第1回 たまごクラブから

キミは知っているだろうか?
これは、たまごクラブという雑誌。ほかに「ひよこクラブ」というものがある。まあ、いい。「たまごクラブ」だ。 ひじかた家は、チャイルドシートを買う。買うのはいいが、選び方がわかんない。どれがいいか見当もつかない。 売場もすでに何軒か見た。いろんなカタチ、いろんな色の製品がめじろおし。結果は「やっぱり、わかんない」でも、そろそろ装備しないといかん。 ぼくの奥さんも予定日1ヶ月をきった。

それで見つけたのが「たまごクラブ」の12月号の記事。

この記事をみてぼくは思った。「そうか!これでいこう」単純である。
JAF本部の人間の言うことだから、信じよう。決まるときは簡単だなあ。よっし!ポイントは2つ。

◎安全基準に合格しているもの。
◎チャイルドシートは、あまり重くないものがよい。
製品重量10Kg以下に的をしぼる。

…………………………………
たまごクラブ 2001年12月号より
…………………………………
JAF本部公益事業部薮下正三さんによるチャイルドシート選びのポイント

◎安全基準に合格しているもの。
・国土交通大臣が、認可した製品。
・ECE規則(欧州)の基準の製品。
・米国連邦自動車安全基準の製品。

◎チャイルドシートは、あまり重くないものがよい。
車が事故にあった時、車は瞬時に止まりますが、車内の乗員は慣性の法則によって、前方に投げ出されます。 そのちからは重さに比例し、重たくなるほど衝撃は強くなります。 JISが決めた新基準の重さは、15kg未満。豪州の基準では、9kg未満と決められています。
…………………………………


キミの、基準をさがせ!

シリーズ 子供について考える 2002/01/16更新(^o^)(18)
チャイルドシートどれにする?(全3回)

第2回 西松屋から

 ぼくたちは、車を走らせていた。車は日産のマーチ。中古である。いろはモスグリーンみたいかな? ぼくは体調が、ひどかった。のどがガラガラ。頭はくらくら。そして、法定速度を守って走行。ぼくの奥さんも鼻風邪。 目印の華屋与兵衛をまがり、ひたすら直進。そこに「西松屋」がある。西松屋を知ってる?ベビー用品の店。チェーン店。 さっそく駐車場に車を止め、店内へ。

♪ あかちゃんは、みんな仲良し あかちゃんは、みんな友達 お日様ニコニコ ゆかいな仲間 みんな美人で、ハンサムね 生まれたときから 西松屋 みんな みんな 西松屋 ♪

この曲が、毎回出迎える。ウキウキしない。からだはグラグラ。瓶(びん)の底を歩いてるよう。 目的は、チャイルドシート。今日買わないと、なかなか時間がないのだ 。基準を思い出せ!

◎安全基準に合格しているもの。
◎チャイルドシートは、あまり重くないものがよい。
製品重量10Kg以下に的をしぼる。


 そう、ありがたいことに、各社製品の重量が値段札に記載されている。「11.5キロ?、12キロ?…NoNo」頭の中で一人言。 製品重量10キロを越える商品が、ゴロゴロ。というより売れ残っているということか?

「6.4キロ!」これか!基準は「新基準」とある。これでいい。もうこれでいい。帰りたい。それでも、店員を呼び出し、実際に製品を取り付けてもらう。
 店員と、僕と、製品が車の後ろ席に入る。マーチは小型乗用車である。せまい。取り付けを開始。しかし、取り付けが進まない。 わかった! チンプンカンプンは、僕だけでない。店員も、わからないのだった! じっと目をつぶる「地面に吸い込まれそう…」 ぼくの奥さんは、車の外。寒い空のした立ちつくす。「お腹がはって苦しかった」そうだ。

リーマン社という会社の製品。リーベアルファ。1万8千円(含消費税)を乗せ、ぼくたちは再び車を発進させた…。


キミよ、チャイルドシート完了だよ。

シリーズ 子供について考える 2002/01/17更新(^o^)(19)
チャイルドシートどれにする?(最終回)

第3回 NHKからの衝撃

…………………………………
NHK  クローズアップ現代
『チャイルドシート 安全性に格差』より

…………………………………
6歳未満の子供を車に乗せる場合、チャイルドシートの着用を義務付けられたのが、2000年の4月のことです。 チャイルドシート着用と、そうでないとでは、致死率が1/4と、効果的であるというデータがでています。

 予期せぬ事故から幼い命を守る安全装置チャイルドシート。 チャイルドシートの年間の出荷台数 330万台。 その種類は、200以上にのぼります。 一体どの製品が、より安全なのか。情報を求める声が高まっています。 このたび国は、はじめてその安全性をテストして公表しました。

結果は、製品の34%が《推奨せず》という最低評価でした。
さらにベストのように身につる着衣型は《総合評価せず》 という異例の結果でした。

今回の国のテストでは、国内で比較的よく売れている21台の製品でテストが行われました。

テストは、以下4つの段階に評価されました。
・優
・良
・普通
・推奨せず
結果:21台中 8台推奨せず。

8台の《推奨せず》内訳は以下の2つ。
1)衝撃による製品の破損があったもの。
2)衝撃時の頭部移動量が、70センチ以上あったもの。
21台中 合計8台。
…………………………………

「これは、まずいなあ。」というのが正直な感想。とてもショックなものでした。
国は、欠陥的な旧基準で、メーカーにあぶない商品を出荷させていたんですわ。 この《推奨せず》にあたいするチャイルドシートは、すべて旧基準とのこと。
 高くてもダメな商品がある。売れててもダメな商品がある。 しかも、店で、それらが今も売られつづけている。やばい。
キミ! やばい。気をつけろ。


番組は、その安全実験の結果を公表したホームページを伝えて、終わりました。
さっそくネット!

しかし、うちの製品は、ありませんでした。

◎自動車事故対策センター チャイルドシートアセスメント
URL: http://www.osa.go.jp


追伸:…うちの買った会社のホームページをのぞいたら、そこにも買ったチャイルドシートが、無かったんです。ますますあせったんですが、 数日後にわかりました。それは、最新だったんです。 基準は新基準。国のテスト基準では、かなりよい成績をおさめてる製品と同型だったんです。よかった。よかったあ。


シリーズ 子供について考える 2002/01/31更新(^o^)
親の不可解な行動(20)


 寒い1月。とっくに陽は落ちている。僕は、職場の休憩室と呼ばれているほったて小屋で、休んでいた。窓越しに、サイレンの音が遠ざかっていく。 消防車だろうか。ぼくの記憶、小さい頃の記憶、サイレンの音…。

…小さい頃の記憶を、急に思い出した。それは、消防車が通る。すると、うちのかーちゃんが「いくぞ」と言う。 それは、通りに出て消防車が通る方向を見送るというものだった。小さい頃、寝ている夜でも、「そら、いくぞ」とよく起こされたものだった。 そして玄関を出て、消防車の行く方向を見送る。たんなる野次馬か?何だったのだろう。不可解だ。わからない…。
物思いにふけりながら、その日は終わった。

 今日も、病院の検診に行く。家を、午前中に出発。マーチを走らせる。ぼくと、奥さん。そして、ぼくのかーちゃん。「一緒に行く」とのこと。 30分ほどで病院に着。検診結果は、良好だった。

ぼくの奥さんが、看護婦さんに呼ばれて検診受けてる間、かーちゃんと話をした。

・何故、消防車のサイレンが聞こえると「そら、いくぞ」と起こしたのか?
・玄関を出て、消防車の行く方向を見送るのは、何故か?

かーちゃんが、笑ったかと思うと、目を見開いて言った。
「そりゃ、近くだったら、行って、バケツの水、ぶっかけてやるんだ」
ぼくは言った。
「そうなの?」
かーちゃん。
「そういうもんさ」
話の終わる頃に、ぼくの奥さんの検診が終わって出てきた。


キミも、親の不可解な行動の謎を解け!


そして、不可解な行動をとれ!


いかがでしたか? つづきは「出産というドキュメント」でお会いしましょう!


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